「stool 60」誕生から80周年を記念した特別モデル
フィンランドを代表する建築家・デザイナーの Alvar Aalto（アルヴァ・アアルト）デザインの「stool 60」。
北欧家具の象徴とも言えるstool 60が誕生して、80年周年を記念して発表された「stool 60 パイミオカラー」。 重ねても、並べてもアート性のある豊富なカラー展開が魅力です。
「アアルトレッグ」と呼ばれる特徴的な脚部
アアルトがデザインした家具の特徴は、 木を曲げる独特な手法にあります。
通称「アアルトレッグ」と呼ばれる柔らかな曲線を描く脚部は、余計な金具を使わない特殊な加工技術で成形しています。
このスツールはL字型の脚部を座面にネジ止めした構造で、素材感を活かした柔らかなフォルムになっています。 またシンプルな木製の構造ながらも高い耐久性を保っている点も、この曲木加工の特徴で当時の家具業界に大きな衝撃を与えました。
3本脚のスタイリッシュな美しいフォルム
バリエーション豊かな座面と、床に向かって滑らかなラインを描くスタイリッシュな脚部。
最新の技術と熟練の職人の技が融合した、北欧を代表する家具メーカーArtek（アルテック）社ならではの 手触りも滑らかで、素材感を堪能できる名作スツールです。
アアルトデザインの原点にもなった革新的な技術
この脚部の柔らかな曲線は 無垢材の脚部の上部に切り込みを入れて、 薄い板を挟み加圧するという特殊な技術で加工しています。 この技術はアアルトが試行錯誤を重ねて生み出した、木材の素材としての可能性を広げた革新的な技術でした。
素材を活かした高いデザイン性を実現しながらも、 強度にも優れたクオリティを両立しています。
この特殊な技法はスツール60に続き、その後椅子やテーブルの脚に採用されアアルトデザインの原点となっていきます。
公共スペースでの利用を考慮して作られた高い実用性
スツール60は1933年11月にロンドンで開催された"Wood Only"展覧会で 発表され、大好評を博しました。
そして1935年artek社設立数日前に完成した アアルト設計のヴィープリ図書館にはじめて設置されました。
素材の持ち味を活かした高いデザイン性はもちろん、積み重ねも可能な実用性も兼ね備えています。 スタッキングされた状態でも美観を損なうことがないため、そのデザイン性の高さもオフィスや公共の場で愛用される理由の一つです。
彩り鮮やかな計６色のカラーバリエーション
80周年記念の限定モデル「スツール60 パイミオカラー」は、フィンランドの結核療養所パイミオ・サナトリウムの内装に使われた カラーリングを再現したものです。
従来のスツール60のデザインや機能性はそのままに、計６色の豊富なカラーリングを採用した限定モデルです。
[商品仕様]
■商品名：STOOL60 Paimio Color（スツール60 パイミオカラー）
■ブランド：
artek（アルテック）
■デザイナー：
Alva Aalto（アルヴァ・アアルト）
■商品本体サイズ：幅38�僉濆發�44��/座面φ35cm
■材質：天板/バーチ突板（ラッカー仕上げ） 脚部/バーチ材
※こちらの商品は簡易組み立て式です。脚部をネジで固定する簡単な構造です。
