ヴェルナー・パントンデザインの樹木のような近未来的なフォルム

ルイスポールセン社製、Verner Panton(ヴェルナー・パントン)デザインによるフロアランプ「Panthella Floor(パンテラ フロア)」。

ヴェルナー・パントンの感性をそのまま照明器具としてカタチにしたフロアライトは、発売当初から世界中で大きな反響を呼びました。均整の取れた彫刻的なフォルムが、パントン特有のデザインと言えます。1971年発表されたPanthella Floorは、樹木を連想させる丸みを帯びた近未来的なフォルム。数十年経過した現在でも新鮮さを感じさせる、タイムレスなデザインです。

既成概念に縛られない照明デザインの傑作

インテリアや建築業界において、後世に残る作品を次々と生み出した、モダンデザインの巨匠ヴェルナー・パントン。その中でもパントンチェアは、20世紀を代表するプラスチックチェアとして、既成概念に縛られない画期的なデザインで、プロダクトデザイン界に大きな足跡を残しました。

「Panthella Floor(パンテラ フロア)」も同様。ドイツで最も権威あるデザイン賞を受賞し、斬新なアイディアと近未来的なデザインは瞬く間に世界の評判を集めました。
対称のシェードとベースを使用した設計、最小限の形状からバランスの取れた光を放ちます。1970年代のスタイルを象徴していますが、そのシンプルで美しい佇まいは、様々な空間設定にマッチする多様性を持ち合わせています。

柔らかい拡散光を周囲の空間に広げる構造

シェード先端とその内部のトランペット形ソケットカバー先端を結ぶ延長線上に、電球のフィラメント部分がくるようデザインされています。

ベースとシェードが共にリフレクターの役目を果たしており、アクリル製の半球形シェードに当たった光がアクリルを透過し全体に広がるため、空間を明るく包み込みます。パントンと個人的にも親しかったポール･ヘニングセンのランプデザインの影響が、こうした構造からもうかがえます。

シンプルながらもどの空間にもマッチする高いデザイン性

ルイスポールセンの照明に共通して言える、無駄のない洗練された佇まい。シンプルながらも高いデザイン性は、どのような空間にもスッキリと馴染み、和洋問わず幅広いシーンでお使いいただけます。

消灯時にもその特徴的なフォルムは際立ち、空間のアクセントとしても目を楽しませてくれます。

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