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「どれ?」を「これ!」「それ!」に導く、少しだけ“手引き”になるようなコンテンツ

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真鍮は、使い込むほどに深みのある色へと変化する素材です。当店でも、真鍮を使った照明は特に人気があります。
でも、
「自分のインテリアに合うかな?」
「お手入れって大変?」
と、購入を迷われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、真鍮のメリット・デメリットを知ったうえで、空間への取り入れ方やお手入れ方法をわかりやすくご紹介します。
真鍮は、銅と亜鉛の合金です。柔らかく加工がしやすいため、金管楽器、アクセサリー、建材、水回りの部品など幅広く使われています。
■メリット
何と言っても、美しい見た目。空間を上品に引き立て、使うほどに黄金色から落ち着いた風合いへと変化します。この「経年変化」を楽しめるのが、真鍮の一番の魅力です。
■デメリット
酸や塩分に弱く、汗や水分がつくと黒ずみや「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる緑色の錆が出ることも。変色を防ぐには、定期的なお手入れが必要です。

約3年ほど使用したPHランプ
普段のお手入れはとても簡単です。柔らかい乾いた布で、ホコリや汚れをやさしく拭き取ってください。もし水拭きをした場合は、水分が残らないようにしっかり拭き取ってください。残った水分が黒ずみの原因になります。
時間が経って黒ずみや緑青が気になってきたら、市販の真鍮磨きでお手入れを。ただし、真鍮は経年変化を楽しむ素材なので、使い始めの黄金色に完全には戻りません。人が年を重ねるように、真鍮も時と共に味わい深く変化していきます。

「変色をあまりさせたくない」という方には、クリアラッカー塗装が施された製品もおすすめです。クリアラッカーは無色透明の塗料で、酸化を防ぎ、輝きを長く保ちます。ただし、経年変化が楽しめなくなる点には注意が必要です。また、長年使ううちに塗装が剥がれると、剥がれた部分だけ酸化が進んでしまうこともあります。


真鍮は一見すると高級感があり、インテリアに合わせにくいと思われがちですが、実はどんなテイストの空間にも不思議と馴染みます。明るめの木材や白いソファと合わせると柔らかく温かみのある雰囲気に。黒やダークトーンの空間に置くと、落ち着いたシックな印象になります。アクセントになりつつも、空間の雰囲気を壊さずにまとまるのが真鍮の良いところです。


いかがでしたでしょうか。
真鍮は、最初は少しとっつきにくく感じる素材かもしれません。でも、使うほどに深まる風合いは、きっと長く付き合いたくなる魅力があります。
ぜひ、経年変化を楽しみながら、インテリアに取り入れてみてください。


PH 3/3 PendantBrass Opal Glass
(※無塗装)

PH 3/2 TableBrass Opal Glass
(※無塗装)

A330S
Golden BellSAVOY
(※無塗装)

GOVERNOR
TABLE(※ラッカー塗装)

CLAM TABLE(※無塗装)
H.L.D. ONLINE STORE
H.L.D.オンラインストアでは、世界中で愛されてきた家具やプロダクトをデザイナーの背景とともにご紹介しています。
〇取扱いブランド
Vitra / Artek / FRITZ HANSEN / Carl Hansen&Søn / Fredericia / PP Møbler / Herman Miller / Louis Poulsen / Knoll / LE KLINT / FLOS / 天童木工 / マルニ木工 … etc.
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