あらゆる座り方を考慮した背座一体の曲線美
デンマークのデザインー、Kasper Salto(キャスパー・サルト)がデザインした「NAP(ナップチェア)」。“セブンチェアよりも低価格で軽量、さらに座り心地を追求した椅子を作りたい”というFRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)からの要望によって誕生しました。
“椅子とは一体なんなのか?”
こうしたひとつの疑問からナップチェアの発想はスタートしました。元々家具職人であったキャスパー・サルトは、椅子の用途や意味を改めて考え直し、新たな可能性を追求。そうしてたどり着いたのが、“椅子は身体を休める場所である”ということでした。
「NAP」という名前は、“Normal=背をまっすぐにして座っている状態” “Active=背をまっすぐにして座っている状態”“Passive=背にもたれかかってリラックスしている状態”という、椅子に座るポジションを表す単語の頭文字から由来しており、あらゆる姿勢で座っても、背座一体の曲線が身体にフィットする、座り心地にこだわってデザインされています。さらに、フリッツ・ハンセン社の椅子の中でも特にコストパフォーマンスに優れています。
チェアの素材には強度や耐久性に優れた、ポリアミド樹脂を使っています。座面部分の前面には凹凸が施され、背を預けた状態でも身体が滑りにくい加工です。座り心地を重視したこうした細部の造り一つ一つも、ナップチェアならではの魅力のひとつです。また、過度な装飾のないシンプルなデザインは、リビングやご自宅の書斎など、カフェテリアなどの商業スペースはもちろん、会議室やオフィスなど、置く場所や用途に縛られないフレキシブルな使い方が可能です。
座面はミルキーホワイト、シルバーグレーの3色。脚部は、座面と同色の粉体塗装仕上げ、クローム仕上げ、ナチュラルウッド(オーク材)の3種類からお選び頂けます。使い場所や好みに合わせてお選びください。