熟練の職人たちが作る、ユニークな魚の木製ドール
ミッドセンチュリーを代表するデザイナーの1人、Alexander Girard(アレキサンダー・ジラード)が1952年に手掛けたWooden Dolls(ウッデンドール)。サンタフェにあるジラードの自邸に飾るためにデザインされたもので、彼らしいユニークなデザインと鮮やかな色使いが特徴です。ジラードは、南米やアジア、東ヨーロッパの民族芸術に深い関心があり、そこからインスピレーションを受けてこのウッデンドールが誕生したと言われています。
無垢のモミ材の削り出しから、色付けまで熟練した職人たちがひとつひとつ丁寧に行っています。ひょうきんなドールたちの顔からは想像できないほど、繊細な工程を経て作られているのです。ちょっとした絵柄の濃淡やズレなども、2つとして同じものが存在しないハンドクラフトならではの魅力。誰かの手によって作られていることを想像すると、永く大切にしていきたくなります。
色鮮やかなウッデンドールは、置くだけでインテリアのアクセントになります。木製のボックスに入っているので、贈り物にしても喜ばれるアイテムです。