2つとして同じものがない、アップサイクルによって生まれたPH 5
Louis Poulsen(ルイスポールセン)の基礎を築いた照明デザインのパイオニアで、近代照明の父とも呼ばれるPoul Henningsen(ポールへニングセン)により1958年にデザインされたPH 5。へニングセンの光に関する考察を元に生まれた美しさと機能性、そして品質の全ての要素を兼ね備えた20世紀を代表するプロダクトです。
ルイスポールセンでは、“時の経過に耐えるランプの設計”をデザイン理念として持っています。100年にわたる伝統を継続するため、製品の長い寿命をさらに伸ばす方法を探求し、リサイクリングやアップサイクリングによる製品や材料を再利用する取り組みも行っています。その中のひとつが、今回ご紹介する「PH 5 Retake(リテイク)」です。
表面の細かな傷や打痕により不良品となってしまったPH 5やヴィンテージの塗装を剥がし、アルミやスチールの素地をあえて見せた仕様。金属部分の保護をするために乾式潤滑剤でコーティングしています。キズや塗装の剥がれによる濃淡、擦れ、湾曲している部分もあります。
その状態は1点1点異なり、すべて表情が違います。2つとして同じものは存在しません。手元に届いたPH 5 Retakeは、あなただけもの。そんな一期一会を楽しめるのもPH 5 Retakeの魅力だと思います。
また、不良品やヴィンテージをアップサイクルして作られるため、状況によってはお届けまでにお時間を頂戴する場合もあります。自分の為のランプが作られていると思うと、そんな時間も少し楽しみになります。
従来のPH 5よりもインダストリアルな雰囲気があり、明かりをつけていない時でも空間のアクセントになります。
これまでのPH 5とは全く異なる、あなただけのPH 5 Retakeを手に入れませんか?