セブンチェア誕生70周年 “デンマークの朝の光”を彷彿させる優美なカラー
デンマークデザインの巨匠 Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)が1955年に発表した「Seven Chair(セブンチェア)」。ヤコブセンの代表作のひとつであり、ミッドセンチュリーデザインの名作チェアです。1952年に発表した「Ant Chair(アントチェア/アリンコチェア)」の後継として発表されて以来、現在までに全世界で700万台以上販売されており、“セブンチェアを超える椅子は未だに存在しない”と言われるほど、世界的ベストセラーとなっています。
2025年はセブンチェア誕生70周年。記念すべき年に、新しいカラーパレット「7:14 AM」が加わりました。こちらのカラーは“デンマークの朝の光”からインスピレーションを得て選定されています。グリーン、ベージュ、ピンク、バイオレット、ブルーの5つの柔らかなシェルの色合いに、レインボーのベースカラーが組み合わさり、夜明けの空の色彩を彷彿とさせます。
レインボーベースは、セミリサイクル鋼をシームレスに溶接し、亜鉛クロメート仕上げで仕上げられています。この工程により、透明感のある黄金色の虹彩が生まれ、非常に耐久性に優れています。また、光や角度によって色が変わって見えるところも、このベースの魅力です。時を重ねるごとに独特の風合いが増し、虹色の輝きが深まります。透明な仕上げにより、純粋な鋼構造が透けて見え、製造過程で生じる自然なヘアラインが虹色の色合いを通してほのかに見えます。その結果、間近で見ると、繊細な斑点模様が浮かび上がります。
クロームベースは、既存のチェアでは定番の仕様。フリッツ・ハンセンのチェアやインテリアと合わせやすいところが魅力です。
これまでにないセブンチェアを、是非体感して下さい。