特集:ル・コルビュジエが愛した照明「Gras Lamp」/[すべて正規品]デザイナーズ家具・ブランド家具通販・北欧家具通販【H.L.D】 |
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フランスのデザイナーBernard-Albin Gras(ベルナール・アルビン・グラ)に由来し名づけられた「Gras Lamp(グラランプ)」。1921年にアトリエやオフィス用として、シンプルで機能的なデザインをコンセプトに設計されました。 ネジや溶接を一切使用しない独自の構造やディテールは、当時のフランスで革新的なものでした。その後、1927年にRAVEL社に製造が引継がれ「GRAS」として製造がはじまり、その際に多くのデザイナーの目に留まったようです。2008年よりDCW社にて復刻しています。
主な作品
LC2
LC4
本名シャルル・エドワール・ジャンヌレ
1887年スイス、ラショー・ド・フォンに生まれ、1917年パリへ移住。建築や都市計画の分野で近代建築の先駆者として多くの作品を残す。ピュリスムの画家としても活動する他、理論家として『建築をめざして』『今日の装飾芸術』などを執筆。
「輝く都市」「ドミノシステム」「東方への旅」「モヂュロール」「エスプリ・ヌーヴォー」など、ル・コルビュジエに纏わるキーワードが数多く残されています。「近代建築の5原則」を体現した住宅〈サヴォア邸〉が竣工した1931年は、モスクワの〈ソビエト・パレス〉の指名コンペに吊り構造のダイナミックな案で挑むも落選。しかし、エーロ・サーリネンの〈イェール大学アイスホッケー場(1958年)〉や丹下健三の〈代々木競技場(1964年)〉に代表されるように吊り構造への挑戦は後世に受け継がれました。丸眼鏡を愛用する建築家が多いことも、彼の隠れた”業績”かもしれません。
1927年、シャルロット・ペリアンの出世作〈屋根裏のバー〉を見たコルビュジエは、一度は断ったペリアンの入所を受諾し、以来家具デザインのパートナーとして共に名作を生み出しました。
そのコルビジェが愛した照明として今、再注目されているのが、今回ご紹介するグラ・ランプ(GRAS Lamp)で す。シンプルで洗練されたデザインは、多くのアーティスト・建築家・著名人を魅了しました。なかでもコルビュジエは自身のアトリエのみならず彼が手掛けた世界中のプロジェクトで採用し「ル・コルビュジェが愛した照明」として広まりました。