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2024年より、“ワイルドバーチ”仕様が仲間に加わりました。フィンランド語で「野生」や「自然そのままの状態」を表すその名の通り、木材に現れる節、芯に近い色の濃い部分、昆虫による形跡など、森林から生み出される2つとない様々な表情を楽しむことができます。2023年にSTOOL60のアニバーサリーモデルとして登場し、2024年よりラインナップの幅を広げ「Forest Collection(フォレスト・コレクション)」として定番ラインナップになりました。
これまで、自然ならではの痕跡のあるワイルドバーチは、上から塗装した製品にのみ使われ、隠されてきました。Forest Collectionを通して、自然そのままの品質と不完全な美しさの価値を伝えていくとともに、これまで以上に自然素材を無駄なく大切に使うことを提唱する意味も込められています。
枝の節
「節」は、木の枝がかつてあった場所に現れる模様です。木が成長するにつれて、下の方の枝は自然と枯れたり折れたりし、その根本が新たな木の層に巻き込まれ覆われることで節となって現れます。
幹の芯の濃い色の部分
木が樹齢を重ねると幹の芯は徐々に他の部位に比べて色が濃くなります。こちらのスツールの脚には芯の近くにある濃い色の木材、成長過程や伐採、乾燥時の気象条件によって色味が異なる木材を使用しています。
昆虫による跡
世界的な気候変動の影響により、木に穴を掘る昆虫の被害を受けやすくなっています。昆虫のあけた穴は、木の成長に伴って新たな組織に覆われ、暗く色づいた痕跡を残します。
ナチュラルマットラッカー仕上げ
従来のラッカー仕上げに比べて、少し落ち着きのあるナチュラルマットラッカー仕上げとなっています。