【特集】History of Lighting - ポール・ヘニングセン/[すべて正規品]デザイナーズ家具・ブランド家具通販・北欧家具通販【H.L.D】

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History of Lightingポール・ヘニングセン1984-1967/Denmark

照明デザイン史に残る名作「PH 5」をはじめ、数多くの照明作品を発表したヘニングセン。機能に優れ、生活を豊かにする“もの”として作り続けた照明を年表にしてご紹介します。そこから見えてくるのは、素材や手法を変えながら理想のかたちを作りあげていくヘニングセンの探求心と、それぞれの作品の繋がり。改めて、ヘニングセンが残してきた名作を辿ってみましょう。

1916

Chandelier with Cut Glass Pendants

ヘニングセン照明デザイン史のはじまり

初めての照明デザインは、友人の弁護士 ファルク・イェンセンの住宅リノベーション用のペンダントランプ。現存の図面や写真は残っていませんが、ルビーレッド色のプリズムガラスを用いたアンピール様式のシャンデリアと言われています。

1919

CH410

Crystal Chandelier Series

プリズムガラスを豪華にあしらったランプ

1919〜20の間、ガラス製のペンダント・テーブル・ウォールランプをシリーズでデザイン。住宅用では、絵のトランペット型のガラスシェードにプリズムガラスが吊られたペンダントと半分シェードのウォールランプをデザインしました。

1921

J16

Two Light Globes

金属時代初期のペンダントランプ

陶芸家アクセル・サルトとの展示パヴィリオンに金属製の球形ランプをデザイン。素材にはドイツ製の銀を用い、フラットなリングで構成。他にもクラーヴェルン邸のダイニング用に、C形断面仕様のランプを手掛けています。

FH4283

Slotsholm Lamp

放物線との出会いをもたらした街灯照明

コペンハーゲンエナジー社の「スロッツホルムランプ」コンペティションに出品し、採用された街灯。金属シェードに放物線を用い、効果的な配光を試みます。この放物線との出会いは彼のデザインに大きな革命をもたらしました。

1924

PP66

Model //

様々な曲線の金属で理想の配光を目指す

楕円曲線(モデル /イラスト左)、楕円曲線+放物線(モデル 供法⊆由曲線(モデル /イラスト右)を用いた鏡面複数シェードのシリーズ。シェードで配光コントロールができましたが、鏡面仕上げでまぶしさが生じ、満足のいく結果ではありませんでした。

1925

PP501

Paris Lamp

「パリ」の名を冠した栄誉あるランプ

1925年のパリ万国博覧会に出品され、金賞を得たことから「パリランプ」と呼ばれています。ヘニングセン自ら資金を負担するほど、このランプに力を入れていました。三次元の考えからグレアフリーを目指しますが、まだまぶしさは残りました。

1926

PP503

Forum Lamp

名作、3枚シェードシリーズの原型

仮設展示ホール「フォーラム」の照明としてデザイン。艶消しシェードと対数螺旋を採用し、グレアの問題を解決します。3枚シェードシリーズの基礎を築き、ルイスポールセン社との協働がはじまったきっかけのランプでもあります。

PP503

PH Lamp Pendant(3-shade Lamp)

誕生から約1世紀経っても愛される名品

3枚シェードシリーズは、彼の名前を取り「PH ランプ」と総称されます。ガラスや金属シェード、1灯やシャンデリアタイプなど、ナンバリングシステムに基づき様々な形を展開。現在も変わらぬ姿から、いかに優れているかが伝わってきます。

1927

CH23

PH Academy

現行唯一の上向きシャンデリアランプ

発表当時は3灯タイプをはじめ、10灯タイプやウォールタイプ、シェードサイズ2/1、3/2、4/3など多くのバリエーションがありました。1929年にはデンマークオーフス駅用に18灯タイプがデザインされ、現在も使用されています。

CH23

PH Table Lamp

一家に1灯、デンマークの国民的ランプ

3枚シェードペンダントを多様化させテーブルランプに。発売当初のシェードは、3/2、4/3、5/3の3サイズにオパールガラス、マットゴールド、ブロンズの3色で展開と現行のサイズに見られない組み合わせもありました。

1928

PH Dental Lamp

高性能なランプは多くの場所で

3枚シェードは高照度が求められる病院、スポーツ施設、温室などにも多種多様なデザインで重宝されます。その1つである歯医者用のDental lampは3種類デザインされました。イラストのランプは、滑車と調整装置がついた初期のもの。

CH24

PH Septima

ガラスの王冠と形容される美しき照明

7枚のガラスシェードを用いたランプ。発売当初は小型サイズでローズピンクとオパール、アンバーガラスがありましたが、戦争による材料不足により製造中止に。ヘニングセンはメタルバージョンの開発を行い、後の名作"アーティチョーク”の原案になります。2020年に待望の復刻。

1930

JH69

PH Bombardment

優美な見た目に反するネーミング

“Bombardment”とはデンマーク語で「砲撃」を意味します。シャンデリアタイプの中で一番人気があり、60年代まで長く生産された名作の1つ。5灯タイプのものは、あのポール・ケアホルムの自邸でも見ることができます。

CH25

PH Piano Lamp

美しさと機能性を兼ね備えたランプ

作曲家でもあり、ピアノもデザインしていたヘニングセンならではのピアノランプ。アームの角度が約50度可動するので、デスクランプとしても重宝された美しくも機能的な逸品です。

CH25

PH 2/1 Stem Fitting

“実”が照らしだすあたたかな光

“Stem”とはデンマーク語で「幹」の意味。幹から3灯のアームが枝のように生え、さながらシェードは”実”の様。ステムタイプは1930年代に多く製造され、今も変わらぬデザインで空間を優しく照らします。

1931

CH22

PH Amber Shade

琥珀色の柔らかであたたかな光

より理想の光色に近づけるためにヘニングセンはアンバー(琥珀)ガラスのシェードを生み出しました。アンバー色の柔らかな光は、優しい空間を創り上げます。現行では展開がないシェードですが、期間限定として過去数回復刻を果たしています。

CH26

PH Question mark

アイコニックでエレガントなテーブルランプ

流れる「?」マークのようなシルエットから、「クエスチョンマーク」と呼ばれたシリーズ。1950年代半ばまで生産されており、テーブルランプのほかにもフロアランプも。2021年には限定商品として復刻しました。

PP505

PH 4-shade Lamp(PH 5-4 1/2)

初披露はあの「フォーラム」での展示会

PH セプティマの開発の際に検討された4枚シェード。3枚シェードの大きなサイズで生じた、アッパーシェードのまぶしさを解決するために4枚目のシェードが加えられ、より遠くへ光を拡散することができました。その後リデザインされ1979年と1984年に製品化。

1936

PH Globe

“ボトルの中の船”と言われた工場用ランプ

建物設計も手掛けた、蒸気式洗濯工場「デーンズ・ランドリー」に設置されたランプ。セロファン製シェードをガラスの半球で覆ったデザインは、ほこりや湿気を防ぎます。いくつかのバリエーションもあり、製品化もされました。

1941

PH Fluorescent Tube

「蛍光灯を憎む男」が手掛けた蛍光灯

見え方の再現性が乏しいなどの理由で蛍光灯を批判していたヘニングセンでしたが、第2次世界大戦の影響によるエネルギー不足のため、蛍光灯のデザインをすることに。PH 3枚シェードを引き延ばしたようなデザインは工場などで用いられ、1942年まで販売されました。

PH Fluorescent Tube

世界最古のテーマパーク用の戦時下用街灯

チボリ公園の主任建築士となったヘニングセンが公園内で使用するためにデザイン。戦時下に上空から直接光が見えないようにデザインしましたが、シェードが水平でないため池の水に光が反射してしまうデメリットが。1943年にイラストのように水平なシェードのものに改良されました。

1942

Spiral

金属球形ランプの系譜を引く螺旋のランプ

「美しい大学」として有名なデンマーク、オーフス大学のメインホールのためにデザインされ、14灯設置されました。1964年には生活協同組合のホールにブラス、カッパー、アルミニウムと3種の金属でデザインをします。

1943

Pleated Paper Lamp

へニングセンデザインではめずらしい紙製シェード

第二次世界大戦によりランプ製造の物資も不足。その中、レ・クリント社の依頼でシェードを制作していたヨアディス・ヘアソーに、3枚紙シェードのランプの打診を受け、共同開発。アアルトへ送ったものが「アアルトハウス」に現存します。

1949

Tivoli Lamp

デンマークの人々の心も照らす街灯

へニングセンは、チボリ公園にらせん状のモーターで回転する街灯をデザインし、戦争で傷ついた国民を楽しませます。自ら点検を行い、回転スピードにもこだわったランプは、今もチボリ公園で人々を見守っています。

1949

PH Louvre

現在も人気な13枚シェードのランプ

コペンハーゲン郊外の教会用に経済的かつ装飾的なランプをデザイン。スパイラルランプを改良しシンプルな形にし、あたたかい光にするためシェードの両面をオレンジに塗装。現在は外側に光沢仕上げ、内側は白い塗装が施されています。

1957

CH26

PH Floor Lamp

へニングセン、幻の読書灯

アームがシーソーのように動くことから、「ウォーターポンプ」の愛称で親しまれたフロアランプ。オリジナルはイエローのメタルトップシェードにミドル・ボトムシェードはオパールガラス、ベースはブラス。2019年にはアンバーシェードで限定復刻しました。

1958

PH Snow Ball

雪玉のように白く輝くランプ

デンマーク工芸美術館で開催された「Glass,Light and Color」にて発表。ルーブルと似ていますが、8枚シェードで小部屋用になっています。外と内で仕上げが違うシェードにより、優美な白い色を放ちます。

PH 5

世界で最も愛される、ヘニングセンの代表作

スノーボールとともに展示会デビューした、誰もが知る伝説的な名作。シェード内部を赤と青色に着色することで、紫がかった理想的な光色を再現。へニングセンランプの代表とも言え、世界中で最も愛されるランプの一つです。

PH Artichoke

Septimaが原案の豪華なランプ

 72枚のシェードが12層に重なる複雑なランプは、コペンハーゲンの「ランゲリニエ・パヴィリオン」のために銅/ローズ色のシェードでデザインされました。製造の大部分が手作業で行われ、シェードの絶妙なカーブは光を拡散し華やかな空間を演出します。

1961

PH Hat

自邸用にデザインしたウォールランプ

シェードが約60度可動し機能的なウォールランプ。シェード内面のローズカラーは愛する妻の顔色をより美しく照らすために誕生したという素敵な逸話も。あたたかな灯りと愛らしいフォルムは、心安らぐ優しい空間を演出します。

1962

PH Contrast

多くのデザイナーに愛されたランプ

1958年からデザインされ、4年間試行錯誤の上完成したランプ。コーン部分をPH5と同様に赤と青色に塗装し、シェードの内と外で異なる仕上げを行うことであたたかな光色に。フィン・ユールやボーエ・モーエンセンなどが自邸で使用していたことでも有名です。

1966

PH Wall(Outdoor)

経年変化を楽しみ育てる外灯

3枚シェードシリーズの外灯は、シェード内部を白色マットに塗装されており、見た目以上に明るく照らします。また、無塗装のカッパーのため経年で緑青が形成されます。手にした人のみが味わえる緑青が育つ過程は、何ともいえぬ贅沢な楽しみです。

1966

PH 4/3

へニングセンが最後に手掛けたランプ

スタンダードな3枚シェードシステムを継承したデザインは、もともと1929年に設計し、バルセロナ万博で金賞を得たモデルを簡素化したもの。下方を照らすメタル製のシェードは様々なカラーで展開され、テーブルランプもあります。そして、このランプがヘニングセンの最後の作品となりました。

ヘニングセンの残した足跡を辿っていくと、妥協することなく、信念と理論に基づき照明デザインを行っていたことがわかります。
時を重ねても、機能的で美しさも兼ね備え空間を優しく照らし出すヘニングセンの照明。
ぜひあなたのご自宅にも迎え入れてはいかがでしょうか。

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