月刊  「マスターピースとわたし」(9) - 絵を描くように、片付ける/[すべて正規品]デザイナーズ家具・ブランド家具通販・北欧家具通販【H.L.D】

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H.L.D. オンラインストア スタッフが、
毎月ひとつの名作=マスターピースに思いを馳せるコラムです。
肩の力を抜いて、普段のページではあまり書くことのないようなことを語ります。

仕事や家事のひと休憩や、帰宅中の電車の中、くつろぎの時間の合間など
是非、気軽にご覧ください。

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第9回絵を描くように、片付ける

わたしは、片付けが苦手です。 「やるぞ!」と意気込めばもちろん片付けられるのですが、ぼーっとしていると、使ったモノをそのままにしてしまい、気づけばデスクやテーブルがゴチャッとしていることも。 水を飲むためのグラスは、1人で4,5個使ってテーブルに出していることもありました。



そんなわたしも、この名作を自宅に招いたことでモノを片付ける習慣がつきました。デザイナー ドロシー・ベッカーが、夫であり“光の魔術師”と呼ばれるインゴ・マウラーと共作した壁面収納「ウーテンシロ」。まるで様々なかたちのふくらみが壁から浮き出たようなユニークなデザインとスペースエイジ期らしいどことなく感じる宇宙っぽさが魅力です。



ウーテンシロの良い点は、片付けることでアートになるところ。フォルムこそ遊び心があるものの、何も入っていないと単色で、少し物足りなさを感じてしまいます。ペンや手帳、領収書などざっくり収めるだけで色が生まれ、まるで絵を描くように鮮やかになっていきます。
我が家では玄関近くに配置し、自宅の鍵や支払い用紙、雑貨店でもらったオシャレなカード、印鑑など日常的に使うものばかりが収まってます。

さらにウーテンシロの面白いところが、人によってその表情が変わること。知人が使用しているウーテンシロは、海外のお金や写真家のポストカード、アクセサリーなどが収まっていて、我が家とはまた違った雰囲気がありました。



毎日忙しく過ごしていると後回しにしてしまいがちな“片付ける”という行為が、ちょっと楽しくなります。色をつけ、絵が描くように片付ける。苦手だったことが、毎日の日課になりました。
皆さんはどんな色、表情のウーテンシロを描きますか?

(text:オンラインスタッフ M)