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Esben Klint
エスベン・クリント
(1915-1969,Denmerk)
“モダンデザインの父”と称されるコーア・クリントの息子であり、建築家。優秀な成績で家具職人の資格を取得後、コペンハーゲンの建築技術スクールを卒業。その後、王立芸術アカデミーに1年在籍し、父であるコーア・クリントが設計を担当したベツヘルム教会や、モーエンス・コッホが家具や内装を手掛けたスキーヴェ・ホルピタルなどのプロジェクトに携わる。1948年に建築家協会の会員となり、2年後には協会の理事として名を連ねる。1954年に自身の事務所を設立。オーベンローの聖ニコライ教会やスナボーのクリスチャンス教会といった、父コーア・クリントが遺したプロジェクトを数多く引き継ぐ。自身のプロジェクトと並行して王立建築検査官だった建築家ニルス・コッペルの事務所にも勤務し、国教会や宮廷の管理、修復にも携わった。