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Ludwig Mies van der Rohe
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
(1886-1969,Germany)
ドイツ出身の建築家。ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれるなど、20世紀のモダニズム建築を代表するデザイナーである。大学で建築について深く学ぶことはなく、地元の職業訓練学校で製図工を学び、リスクドルフの建築調査部で漆喰装飾のデザイナーとして勤務する。1906年に建築家ブルーノ・パウルの事務所に勤務。翌年にリール邸を手掛けたのが、建築家としてのキャリアをスタートとなる。その仕事が認められ、1908年から3年間建築家ペーター・ベーレンスの事務所に製図技術者として在籍し、建築を学ぶこととなる。1912年に独立して自身のスタジオを開設した。1927年、シュトゥットガルト住宅展に参加し、ペーター・ベーレンス、ヴァルター・グロピウス、ル・コルビュジエらと共に実験的な集合住宅を建設。1929年にはバルセロナ万博のドイツ館を手掛け、モダニズム建築の傑作として高く評価された。同館のためにデザインしたバルセロナチェアも家具デザインの名作として愛され続けている。1930年からバウハウスの第3代校長を務めた。