アレキサンダー・ジラードデザインの色彩豊かなスローブランケット

ハーマンミラー社のテキスタイルデザイナーを務めたミッドセンチュリーを代表するデザイナーのAlexander Girard （アレキサンダー・ジラード）。

1960年代半ばジラードは、ブラニフ国際航空の総合的な企業イメージデザインを依頼され、ロゴマーク、ラウンジの家具から荷物用タグにいたるまで、実に1万7543点ものアイテムを手がけました。この色彩豊かなスローブランケットもその一つです。

アメリカの老舗ウールブランドが手掛けた上質なブランケット

素材は通気性が良くシワになりにくい高級バージンウール82％、コットン18％の混紡です。ブラニフ機内を彩ったのと同じように、この上質なブランケットは生活空間を美しいカラーと様式で染め上げます。

アメリカの老舗メーカーが製造を手掛けたスローブランケット

鮮やかな色使いが特徴的なGirard Throw(ジラードスロー）。スローブランケットは、アメリカの老舗ウールブランドPendleton(ペンドルトン)が製造。ペンドルトンの製品はジラード自身も熱心にコレクションしていたと言われています。

ミッドセンチュリーを代表するデザイナーアレキサンダー・ジラード

チャールズ・イームズに乞われて、モダンなテキスタイルを求める戦後のニーズに応えるデザインプログラムを開発するため、アレキサンダー・ジラードはハーマンミラーに入社。
1952年にテキスタイル部門を設立し、1973年までデザインの責任者を務めました。

意志の強さと控えめな性格を持つジラードは、製品を見れば品質はおのずと伝わると信じていました。

4種類の大柄なチェックから選べるカラーバリエーション

ナチュラル＆ホワイト、ブラック＆ホワイト、ティール＆アクア、オレンジ＆フクシア という4種類の大柄なチェックを揃えました。

旅がエレガンスを楽しむ機会だった時代を彷彿とさせます。