PH ランプの“基本型”がシックな佇まいで復刻
“近代照明の父”と呼ばれるデザイナー、Poul Henningsen(ポールへニングセン)が1931年に発表した「PH 2/2 テーブルランプ」。シェードの曲線に対数螺旋に基づくデザインを採用することで、眩しさのない“グレアフリー”の配光を得ることに成功しました。PH 2/2はアッパー、ミドル、ボトムの直径比率が3:2:1となっており、PHランプの“基本型”とされています。
今回ご紹介するのは、この“基本型”に基づいた「PH 3/3 Whole Numbers(ホールナンバーズ)」。PH 2/1などハイブリットなサイズよりも丸くコンパクトな外観になっています。また、アッパーが同じサイズの照明に比べてミドル、ボトムのシェードのサイズが大きくなるため、より広範囲に光を届けることができます。
バリエーションは乳白色のガラスシェードと金属製のシェード、そしてそれらを組み合わせた仕様の3種類。ガラスシェードは、外側と内側の層に光沢のある透明ガラスを用いり、真ん中の層に乳白ガラスを挟み込んでいます。さらに内側はサンドブラスト加工を施し、マットな風合いになっています。金属製のシェードは表面にシックなブラック塗装、内側をホワイトマット塗装を施しています。
コンパクトながら広く光を届けることのできるPH 3/3。ご自宅やオフィス、ホテルやレストランなどあらゆるシーンで活躍します。