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Vibeke Klint
ヴィブケ・クリント
(1927-2019,Denmark)
20世紀のデンマークを代表する織工兼デザイナー。コペンハーゲン美術工芸学校で織物を学び、1949年に卒業。師事していたゲルダ・ヘニングのもとで働き、1951年には工房を引き継ぐ。1954年には建築家モーエンス・コッホの下で働きはじめ、ロスキレの聖ヨルゲンスビャウ教会などのためにテキスタイルを製作する。1954年にはコーア・クリントの息子で造園家のモーテル・ル・クリントと結婚し、3人の子ども授かった。子育てと並行しながら、自身の創作やフィン・ユール、ボーエ・モーエンセン、ハンス・J・ウェグナーら、錚々たるデザイナーとのコラボレーションを通して、キャリアを築いた。60年ほどに及ぶキャリアを通して数多くの賞を受賞し、2000年にはデンマーク女王から「ダンネブロ勲章」(文化、芸術、スポーツなどの分野で特に功績のあった人物に与える勲章)を授けられた。