座り方によって座面が傾く新感覚チェア
ロッキングチェアを思わせる、ユニークなデザイン。
イギリスのデザイン・ユニットBarber Osgerby(バーバー・オズガビー)が手掛けたTip Ton(ティプトン)は、 イギリスの町・ティプトンに創設されるRoyal Society of Arts Academyのためにデザインされました。人間工学の考え方を機能ではなく「形態」に取り入れた、新しい発想の椅子です。
開発にあたり調査を重ねていく中で、学習する姿勢と学校用の椅子の形態にギャップがあることに気づきます。現代の学習環境に最適な椅子を作るために試行を重ね、約3年の月日をかけて完成させたのが、この「ティップトン」でした。
脚部の先端に9度の傾斜を設けることによって、体重移動により姿勢を安定したまま前傾することができます。通常のオフィスチェアに付随している前傾機能は、レバーなどで操作することにより作動しますが、ティプトンの場合は体重移動という動きをデザインに取り入れています。このシンプルな発想により、見た目にも美しい形態を実現しました。
一体成型のポリプロピレン製のため、耐久性があり、軽量で、100%リサイクルが可能です。また、スタッキング機能も兼ね備え、最大4脚まで積み重ねることが可能です。カラーは8色からお選びいただけます。
図書館などの公共施設やミーティングルームにはもちろん、自宅のパソコンチェアとしても人気が高い椅子です。機能性・デザイン性の両方を備え持つティプトンは、様々なシーンでご使用いただけます。