時を超えても変わらないアアルトデザインの名作
フィンランドを代表する建築家で、北欧モダンデザインの思想を構築した一人、Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)がデザインした「81B テーブル」。Artek社(アルテック)の名前の由来にもなった、Artek=Art(芸術)+Technology(技術)を見事に融合した、素材の温もりを感じるオーガニックなデザインテーブルの名作です。
脚部はフィンランド産のバーチ無垢材を、特殊な技術で曲げただけのシンプルな構造で、無駄な金具を使わない素材感を活かした造りになっています。1935年に発表されて以来、 北欧のカフェやレストランなど街の至る所で見られ、時を超えても変わらないデザインは今もなお世界中で愛用されています。
「L-レッグ」と呼ばれる特徴的な脚部
アアルトがデザインした家具の特徴は、木を曲げる独特な手法にあります。通称「L-レッグ」と呼ばれる柔らかな曲線を描く脚部は、無垢材の脚部の上部に切り込みを入れて、薄い板を挟み加圧するという特殊な加工技術で成形しています。この技術はアアルトが試行錯誤を重ねて生み出した、木材の素材としての可能性を広げた革新的なものでした。
素材を活かした高いデザイン性を実現しながらも、強度にも優れたクオリティを両立しています。このL字型の脚部を天板にネジ止めしただけのシンプル構造で、素材感を活かした温かく柔らかなフォルムを実現しています。
どんなシーンにも馴染む、デザイン性の高さ
フィンランド産バーチ材の自然な色合い、素材感を活かしたシンプルながらも高いデザイン性は、どんな空間にも馴染みやすく用途や置く場所に縛られない、フレキシブルな使い方ができます。リビングやダイニングテーブル、ワーキングデスクなど、ライフスタイルやシーンに合せて幅広くお使い頂けます。
天板はバーチ、ホワイトラミネート、ブラックリノリウムの3種類の材質。ライフスタイルやシーンに合せてお選びください。
木材の自然な表情を楽しめる“ワイルドバーチ”
2024年より、“ワイルドバーチ”仕様が仲間に加わりました。フィンランド語で「野生」や「自然そのままの状態」を表すその名の通り、木材に現れる節、芯に近い色の濃い部分、昆虫による形跡など、森林から生み出される2つとない様々な表情を楽しむことができます。2023年にSTOOL60のアニバーサリーモデルとして登場し、2024年よりラインナップの幅を広げ「Forest Collection(フォレスト・コレクション)」として定番ラインナップになりました。