“独創的で楽しく”という想いが込められたハンガーラック
革新的で斬新な多くの家具を手掛けたミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、Charles & Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)。イームズ夫妻は、1950年代に入ってから子供を対象にしたプロダクトを数多く手掛けており、1953年に発表した「Eames Hang-It-All(イームズハングイットオール)」もその中のひとつです。これまでのハンガーラックの概念に縛られることなく、独創的で楽しいものへと変えたイームズ夫妻のプロダクトは、現在でもあらゆるシーンで愛用され続けています。
元々イームズ夫妻が自分たちの孫や友人の子供のためにデザインしたことがこのプロダクトのスタートでした。遊び心溢れるそのユニークなデザインとハングイットオールという名前からも、「子供たちに何でも気軽に掛けて楽しんでほしい」というイームズ夫妻の願いが込められています。
フレームはスチールワイヤーを溶接したもので、壁などに直接取り付けることが可能です。このワイヤー部分はイームズ夫妻が制作したテーブルのベースやチェアの技術を応用しています。またフック部分にボールを配することで、小さなお子様でも安心してお使い頂けます。 また、同じ形状のフレームを配しているので、複数連結しても違和感なく使うことができます。
誕生から50年以上が経過する作品ですが、古さを感じさせないイームズデザインを象徴するシンプルながらも高いデザイン性が魅力です。子供部屋での使用はもちろん、ホームやオフィスまで幅広いシーンでお使い頂けます。
玄関先に設置して、帽子やコートなど、通常の壁掛けハンガーとしてのお使い頂くのはもちろん、何も掛けない状態で置いてもその存在感は秀逸で、インテリアのオブジェとして、お部屋のアクセントとして使うのもオススメです。