ドイツを代表するデザイン照明の象徴「KAISER idell」
ドイツ人デザイナーChristian Dell(クリスチャン・デル)が、デザインを手掛けたランプ「KAISER idell(カイザー・イデル)」シリーズ。1936年に同シリーズのテーブルランプ6631が掲載されたカタログが発行されると人気を博し、その繊細な技術と品質でドイツデザイン照明の象徴となっていきます。この度半世紀以上の時を経て、北欧を代表するファニチャーブランドFRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)社より、当時のデザインや機能性はそのままに復刻を果たしました。
デザインを専門とする初めての大学として設立し、数多くの優れたデザイナーや建築家を輩出したバウハウス。クリスチャン・デルは、1922年から1925年までそのバウハウスのメタル工房の主任を勤め、数々の革新的なデザインを生み出していきました。
1926年のはじめ、彼はランプ工場であったGebr. Kaiser & Co. のための照明のデザインを手掛け、そこでKAISER idellシリーズは誕生します。シリーズの名前の由来は、オリジナルを製造していたメーカー名と、デル自身の名前とアイデア(idea)を組み合わせた造語によるものです。
曲線を活かしたその普遍的なデザインは、半世紀が経過した現在でも色褪せることない美しさを誇ります。当時のデザインを忠実に復刻されおり、フリッツ・ハンセン社だからこそ、実現できた完成度となっております。
色はブラック、マットブラック、ホワイトに加えて、「マットブラック×真鍮」の全4色よりお選びいただけます。