宙に漂うような美しい輪が連なるペンダントライト
デンマークの照明ブランド、Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)のペンダントライト「Enigma(エニグマ)」。2003年に日本人デザイナーの内山章一が手掛けたもので、極細のワイヤーで吊るされて浮遊しているかのような複数のシェードが印象的なデザインです。エニグマは、開発から生産段階に至るまで約4年の歳月を費やされました。光のバランスを調整する計算された構造と、斬新で美しいデザインが高く評価され、世界的に最も権威のあるiF賞を受賞しています。
エニグマとは「謎」という意味。点灯時に遠くから見るとシェードが宙に漂っているように見えることからその名が付けられました。約0.6ミリのワイヤーと軽量なアクリル製のシェードの組み合わせが軽やかな印象を与えます。また、設置した場所からも向こう側が見渡せ、空間を遮断しないように設計された構造のため、圧迫感を感じさせません。
通常のペンダント照明の場合、下方のみが照らされ上方に光が拡散しないため、空間全体が暗くなってしまいます。エニグマの特徴的な半透明の連なるアクリル製のシェードは、光源の光を外に漏らさず反射、拡散する構造になっています。シェードを透過した光を下方向に柔らかく広げ、上方には反射した優しい光を天井に向けて拡散。シェード全体が効率的に光を反射させることにより、より自然な雰囲気でお部屋を優しく照らします。一つ一つ計算された重なり合うシェードがグレアを軽減し、実際に照明が点灯している所を直視しても、その優しく柔らかな光に驚かされます。さらに、連なるシェードが下方向に向かって逆円錐形の形状のため、食卓での動作の際にも照明に頭がぶつけてしまう心配もありません。
カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色、サイズは直径42.5cmと54.5cmの2種類ご用意しております。使う空間や好みに合わせてお選びください。