上品で優雅なシルエットが魅力のラウンジチェアとロッキングチェア
フィンランドのデザイナー Ilmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)が1956年に発表した「Mademoiselle chair(マドモアゼルチェア)」。暮らしのための日常的に使う椅子としてデザインしたもので、伝統的なフィンランドの椅子からインスピレーションを得て作られました。脚から背にかけてスタイリッシュなラインで構成される存在感は風格があり、座らずともそこにあるだけで絵になる1脚。Domus Chair(ドムスチェア)やFanett Chair(ファネットチェア)と並び、タピオヴァーラの代表作として、世界中で今も愛され続けています。
マドモアゼルという名前から連想されるような、上品で優雅なシルエット。スラリと伸びた沢山のスポークで形成されている背もたれと、広く低めの座面を組み合わせたフォルムが印象的です。脚部はふっくらとした丸みを帯びたフォルムをしており、前年に発表されたPirkka(ピルッカ)シリーズの流れを汲んだかのようにも思えます。
見た目の美しさだけでなく、座りやすさにもこだわりが見られます。構造上最も負荷の掛かる脚部には絶妙な角度をつけ、力を分散できるよう特殊な構造になっています。さらに、座りやすいように座面を低く設計したり、身体がフィットしやすいように座面にわずかな窪みを加えるなど、快適な座り心地を実現しています。
バリエーションは、ラウンジチェアとロッキングチェアの2種類をご用意しています。カラーは、「ブラックステイン」「ホワイトラッカー」の2色。使用する空間や好みでお選びください。リビングや自室で快適なひとときをくれる椅子になるはずです。