アイノ・アアルトが「パイミオ サナトリウム」のためにデザインしたサイドテーブル
建築家 アルヴァ・アアルトの妻で、同じく建築家兼デザイナーのアイノ・アアルトがデザインしたサイドテーブル。1932年にアルヴァ・アアルトと共に携わった「パイミオ サナトリウム」プロジェクトのためにデザインされたものです。
黒ラッカー塗装のバーチ材合板とクロームチューブだけのシンプルな構造。美しい曲線を描くテーブルトップと、細くシルエットの脚部の組合せは、見た目がスッキリとして圧迫感がありません。洗礼されたシンプルで飽きのこないデザインは、まるで一つのオブジェのような雰囲気を醸し出しています。
テーブルの開いた側面がソファの角とマッチするようにデザインされており、サイドテーブルとして使えます。元々はパイミオ サナトリウムの患者のベッドサイドに付けて置くことを考えて作られたものですが、シンプルなデザインと使いやすさは、現代の暮らしにもしっくり馴染みます。どんな家具とも相性が良いので、空間のアクセントとして加えてみてはいかがでしょうか。