棚としてもデスクとしても使える、スタイリッシュな壁付けコンソール
フランスの若手デザインデュオ Ronan&Erwan Bouroullec(ロナン&エルワンブルレック)が手掛けた革新的なデザインシリーズ「KAARI(カアリ)」。KAARIとは、フィンランド語で「アーチ」を意味し、“家族ひとりひとりを繋ぐ”という家具が本来持つ役割を実際にするという2人の想いが込められています。
1930年頃、フィンランドを代表するデザイナーAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が、木材を曲げる特殊な加工技術「L-レッグ」を生み出し、当時の家具業界に大きな衝撃を与えました。ロナン&エルワンブルレックは、アアルトのように実用性と汎用性の高いシンプルな家具を提案することを考え、この「KAARI」が生まれました。
KAARIシリーズの特徴は、頑丈なオーク材に付けられた、湾曲したスチール。縦方向の重みが頑丈なオーク材の脚部により支えられ、そこに組み合わされた湾曲したスチール製の部品が斜め方向の支えとなる構造。シンプルですっきりとした見た目だけでなく、しっかりとした耐久性も考えられたデザインとなっています。
こちらのWall Console(ウォールコンソール)は、高い場所に設置して棚として使ったり、低めに設置してデスクとして使うなど、高さによって様々な用途で使うことができます。また、時代や流行に左右されないデザインなので、長く使っても飽きがこず置く場所を選びません。天板は4種類、脚部は2種類からお選び頂けます。リノリウムは光を吸収する素材で、グロッシーは光を反射する素材です。
スタイリッシュなラインが美しいブルレック兄弟が、考案した共通のレッグシステムを使ったデスク、壁付け棚もシリーズで合せるとより一層統一感が増します。