伝説の住宅「ミラーハウス」のために
ジラルドが手がけた真鍮製のCandle Holders（キャンドルホルダー）

実業家 J.アーウィン・ミラーとその妻ゼニアは、インディアナ州コロンバスに自邸を建てるに当たって、3名の著名なモダニストのデザイナーに設計を依頼しました。
エーロ・サーリネンが建物を設計し、ダン・キレーが景観設計を担当。
そして、アレキサンダー・ジラルドがインテリアの総指揮に当たりました。
ジラルドはそのインテリアデザインのため、一つひとつ個性的でかつ優美な装飾品をセレクトしました。その一つに、彼が1963年に作った4つの真鍮製のキャンドルホルダーが含まれています。

美しく輝く真鍮製のキャンドルホルダー

真鍮の特徴はなんといっても見た目の美しさです。
その色はゴールド（金色）に近く光沢があります。長期間、錆びにくい特徴や錆びによる劣化故障しにくいという特徴も持っています。
さらに、時間をかけていくことでアンティーク調の落ち着いた風合いになる。
日本でも古くから仏具の製造に用いられたリ、時代劇の小道具の1つである小判も真鍮製のものが多く存在しています。また、トランペットに代表されるような金管楽器にも使用されており、時を経るにつれて味わいのある美しい見た目に変化するのも真鍮の特徴です。（管体が主に真鍮（ブラス）で作られており、ブラス（brass）は真鍮（黄銅）の英名に由来しています）。

美しさだけではない優しい設計

Candle Holders（キャンドルホルダー）は、美しく磨かれ頑丈な真鍮からできていますが、卓上や表面を傷から保護するため、裏側にはフェルトの層が設けられています。

4種類から選べるバリエーション

Candle Holders（キャンドルホルダー）は、花の形、星形、ハイとローラウンドバリアントの全4種類のラインナップとなっています。

サイズ