体を優しく包み込む曲線が魅力的なチェア
Charles Eames(チャールズ・イームズ)とEero Saarinen(エーロ・サーリネン)が手掛けた「Organic Chair(オーガニックチェア)」。1940年にニューヨーク近代美術館が主催した「近代家具のオーガニックデザインコンペ」に出品するためにデザインした8作品の中のひとつで、快適な読書用の椅子としてデザインされたものです。
彫刻のように有機的なフォルムは、当時の技術では量産することが難しく、製品化は叶いませんでした。1950年代に入ると、チャールズ&レイ・イームズのシェルチェアやエーロ・サーリネンのチューリップチェアでの実証を経て、背もたれと座面が一体成型のシェルを量産できるようになり、ようやく販売に至りました。
座ってみると、包み込まれるようなフィット感に驚きます。
背座に使用されているファブリックは程よく伸縮するため、長時間座っていても疲れにくく、快適な座り心地を実現しています。また、ミッドセンチュリーのテイストと、温かみのある北欧系インテリアの両方を持ち合わせたデザインは、どのような空間にも違和感なく馴染みます。
シートのファブリックは「Hopsak」から26種類、「Credo」から22種類と、幅広いバリエーションからお選びいただけます。さらに、脚部は「ブラックアッシュ」と「ナチュラルオーク」の2種類。自分だけのお気に入りの組み合わせが見つかるはずです。