ポール・ヘニングセン最後のシリーズ「PH 4/3 Table」

近代照明の父と呼ばれるPoul Henningsen（ポール・ヘニングセン）デザインのテーブルランプPH TABLEシリーズ。

へニングセンの光に関する考察を元に生まれた、対数螺旋という曲線をカタチどったシェードを3枚組み合わせたテーブルランプ。電球のフィラメントを螺旋の起点に置くことで、眩しさを低減し、同時にシェードが効率良く柔かく心地よい光を放つ機能的なデザインです。

「PH 4/3 Table」は、1967年の発表以来、現在も製造を続けているロング・セラーの照明。そしてポール・ヘニングセンが最後に手掛けたシリーズになります。

1967年発売以来のロングセラー「PH 4/3 Table」

「PH 4/3 Table」のマット塗装された3枚のメタルシェードは対数螺旋のカーヴをかたちどったもので、柔らか、かつ十分な光を下方に集めるため、デスクライト、読書用ライトに最適。

1967年発売以来のロングセラーとなっている、美しいテーブルランプです

消灯時も変わらない古典的な美しさ

洗練されたカーブ、重なり合うシェードが、斬新で美しい「PH 4/3 Table」。その優雅なフォルムは、消灯時にも現れ、空間を彩る1つのアクセントになります。

機能を追求することで生まれた合理的なシェードですが、消灯時にもその高いデザイン性は、空間のアクセントとして目を楽しませてくれます。
機能性に加え、レベルの高いディテールも兼ね備えているデザインクラシックの王道ともいえるランプです。

「対数螺旋」のカーブが生み出す上質な光

どうやって光をコントロールすべきかというテーマに生涯の大半を捧げたポール・へニングセン。
光源を効率良く、かつ効果的に活用するためには、対数螺旋という曲線を持つシェードが最も適していると彼は考え、光の計算とテストを繰り返しました。その結果、PHランプのシェードは、光の形、反射、そしてどう眩しさを取り除くかという諸条件をクリアした最良のフォルムとして決定されたのです。

「光をかたちづくるデザイン」

合理的で機能的なデザインは、現在でも価値を失なうことなく室内に上質な光を届けます。
内面フロスト加工されたガラスシェードは、柔らかい反射光を生むよう対数螺旋のカーブを描き、空間を豊かな雰囲気に仕上げます。

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