「対数螺旋」のカーブが生み出す上質な光
“近代照明の父”と呼ばれるPoul Henningsen(ポール・ヘニングセン)がデザインしたPHシリーズ。へニングセンの光に関する考察を元に生まれた、対数螺旋という曲線を形取ったシェードを3枚組み合わせたテーブルランプです。電球のフィラメントを螺旋の起点に置くことで眩しさを低減し、同時にシェードが効率良く柔かく心地よい光を放つ機能的なデザインになっています。長い年月を経ても人々に愛され続け、全てのインテリアスタイルに調和します。
どうやって光をコントロールすべきかというテーマに生涯の大半を捧げたへニングセン。光源を効率良く、かつ効果的に活用するためには、対数螺旋という曲線を持つシェードが最も適していると彼は考え、光の計算とテストを繰り返しました。その結果、PHランプのシェードは、光の形、反射、そしてどう眩しさを取り除くかという諸条件をクリアした最良のフォルムとして決定されたのです。
1920年代末のクラシックなPHランプをリデザイン
こちらの「PH 4 1/2-4 グラスペンダント」は、1920年代末のクラシックなPHランプを格調高くリデザインしたモデル。発光面積が大きいフロスト電球の眩しさを和らげるため、ブルーグレーに塗装された2枚の内部リフレクターが付け加えられました。
明かりをつけると、フロスト加工された内面から光が柔らかく反射され、効率よく下方へ。上方へは美しい透過光が広がり、部屋を豊かな光の雰囲気で満たします。
洗練されたカーブが重なり合うシェードが、斬新ながらも美しく優雅なフォルムを描いています。機能を追求することで生まれた合理的なシェードですが、消灯時にもその高いデザイン性は、空間のアクセントとして目を楽しませてくれます。単体でももちろん、複数並べても圧迫感がなく、空間をまとめ上げてくれます。自宅用のペンダントライトとしてはもちろん、オフィスのミーティングルームやレストラン、カフェなど様々な場所で空間を上品に演出してくれます。