ル・コルビュジエをも魅了した「LAMPE GRAS」のフロアランプ
フランスのDCW Éditions(ディーシーダブリュー エディションズ)により復刻したBernard-Albin Gras(バーナール・アルバン・グラ)デザインの「Lamp Gras」シリーズ。先進的なデザインと機能美を合わせ持っており、20世紀の建築の巨匠であるル・コルビュジエをも魅了したシリーズであることは有名です。彼は、自身のオフィスにもランプを使用しただけではなく彼の手がける世界中の数多くの建築プロジェクトでこのシリーズを採用するほどに熱心なファンでもありました。
また、建築家であるのRobert Mallet-Stevens(ロベール・マレ=ステヴァンス)やEileen Gray(アイリーン・グレイ)、デザイナーのJacques Emile Ruhlmann(エイミール・ジャックス・リュールマン)にも愛されたシリーズであり、アーティストのSonia Delaunay(ソニア・ドローネ)やGeorges Braque(ジョルジュ・ブラック)は、スタジオでこのランプを使用していたそうです。
過去、多くのプロフェッショナルを魅了してきた「Lamp Gras」シリーズは、現在もフランスをはじめアメリカや日本で注目されており、バーナール・アルバン・グラの豊かな才能と先を見通したデザインは、時代を超え、人々に愛され続ける作品であると言えます。
135cmスタンドバーを持つ「LAMPE GRAS No.215」
人間工学に基づくそのデザインは、もともと工業的に使用することを目的として設計されました。しかし、作品の持つ先進的なデザインやシンプルでありながらもスタイリッシュとも言える絶妙なバランス、そして実用性にも優れていたため、すぐに住宅でも好まれるほど人気となりました。
また、普遍的なデザインはナチュラル、モダン、コンテンポラリー等どんな空間にも合わせることが可能です。135cmの高さのスタンドから、さらに73cmのアームが伸びる「ランプ グラス No.215」。その特徴的なフォルムで、高さから角度までシェードの位置をコントロールすることができます。