快適で特別な空間になる、イームズ夫妻の名作
ミッドセンチュリーを代表するデザイナーであるChairles & Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)が1956年に発表した「Eamse Lounge Chair&Ottoman(イームズ ラウンジチェア&オットマン)」。
プライウッドとレザーを組み合わせたこのラウンジチェア、今でこそミッドセンチュリーを象徴するデザインのひとつとなっていますが、発表した当時は"誰も見たことがない"と称されるほど、斬新なものでした。1940年代初頭より、チャールズとレイは、熱と圧力を加えてプライウッドを成型する技術を発見。その技術に目を付けたアメリカ海軍からの依頼で、プライウッドの添え木や担架、グライダーシェルなどを開発を行いました。そして大戦後、海軍が使った添え木に用いた技術で家具を作ることを思いつき、2人は研究が始めます。“現代生活のストレスを忘れさせてくれる特別な空間”となる快適さを重視したチェアを目指し、現在のラウンジチェアが完成しました。
クッションは一つ一つレザー張りされており、柔らかく沈み込むような座り心地を実現。7層構造のプライウッドのシェルは耐久性に優れています。また、ウッドの外観を損なわないよう、金属部分が見えないようにクッションをシェルに固定するなど、見た目の美しさにも配慮されています。 さらに、座面は傾斜しており、脊椎下部にかかる体重の重みが背もたれに分散させるため、快適にくつろいでいただけます。現在も手作業で丁寧に組み立てられており、品質の高さも申し分ありません。
セット販売のバリエーションは、「ウォールナット」と「サントスパリサンダー」の2種類。極上の座り心地を、是非ご自宅で堪能してください。