長方形でも楕円形でもない“スーパー楕円”を採用したテーブルシリーズ
デザイナーのPiet Hein(ピート・ヘイン)とBruno Mathsson(ブルーノ・マテソン)によってデザインされた「Super Elliptical table(スーパー楕円テーブル)」。FRITZ HANSENN(フリッツ・ハンセン)から1968年より発売されて以来、現在まで“Bテーブル”という愛称で呼ばれ、長年愛され続けています。
程よい丸みと曲線がつけられた天板の形状は、ピート・ハインが手掛けたストックホルム広場にあるラウンドアバウト(環状交差点)からインスピレーションを得ています。1959年、ストックホルム市は町の中心部にあるラウンドアバウトの形状を考えていました。しかし、「丸」ではスペースを無駄に使い、「楕円」では幅が狭すぎてしまう。その計画は難航していました。そこでピート・ヘインに相談したところ、提案されたのがこの「スーパー楕円」。正方形とも楕円ともとれる絶妙なバランスの形状によって、ストックホルム市の交通問題の解決につながりました。スーパー楕円は、後にカナダやフランス、日本でも採用されています。
脚はブルーノ・マテソンが手掛けた“スパンレッグ”を採用。2本枝分かれしたような独特な形状のスチール脚は、ネジなどを使わずに取り付け・取り外しができます。しっかりと天板を支えながらも、スッキリとしたデザインなので圧迫感がありません。自宅のダイニングはもちろん、オフィスの会議室など様々なシーンで活躍します。
天板はラミネート仕様から6種類とウォルナットの全7種類からお選びいただけます。脚部も4種類から選べますので、好みの組み合わせが見つかるはずです。