高度な設計と手軽さを兼ね備えた画期的な照明
真っ直ぐ伸びたワイヤーと、浮かんでいるように佇むランプ。
こちらの「PARENTESI(パレンテシ)」は、わずか30歳で天国へ旅立ったデザイナーPio Manz(ピオ・マンズー)が残したスケッチをもとに、Achille Castiglioni(アッキーレ・カスティリオーニ)が完成させた照明です。1971年の発表から現在に至るまで、モダンデザインの傑作として長く愛され続けています。1979年にはイタリアの国際デザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を受賞しています。
天井からピンと張ったワイヤーに、湾曲したエレメントの間に生じる摩擦によって支えられており、軽い力で灯具の高さを自由に変えることができます。テーブルや壁、オブジェを照らすスポットライトにしたり、高い位置からダウンライトとして使うなど、アイディア次第で様々な使い方ができます。
そして、取り付けが簡単であることもこの照明の魅力です。天井にねじ式のフックを取り付けて、付属のワイヤーを引っかけるだけで簡単に設置することができます。電源はコンセントから取ることができるため、電気工事なども必要ありません。高度な設計でありながら手軽に扱うことができる画期的な照明です。