気品のあるデザインが魅力のフロアランプ
デザイナー Bent Karlby(ベント・カールビー)が1956年に発表した「GOVERNOR(ガヴァナー)」。「知事・長官」という名前の通り、権威や厳格さを象徴するような気品のある佇まいが魅力です。極限まで浅く設計された真鍮製のシェードの内側には、2灯の光源を横向きに配置されており、内側の販社によって均一で心地よい光を拡散します。シェードの縁に沿って施されたスリット(パンチング)が規則的な光のパターンとして浮かび上がります。
ベント・カールビーがこの照明をデザインするにあたり掲げたテーマは「ソリッド」。素材や形状、色といった要素がそれぞれの違いを越えて一体化することを考えました。全体を通して均一な仕上がりや、真鍮とウォルナット材という異素材を組み合わせるなど、“一体化”というテーマを見事に具現化した作品といえます。
こちらのフロアランプは、自宅のリビングやワークスペースで使うのはもちろん、ホテルのエントランスやレストランなど様々なシーンで活躍します。