アート作品のような佇まいが魅力のテーブルランプ
イタリアの建築家兼デザイナーで、建築・デザイン誌「Domus(ドムス)」の編集長を務めたMario Bellini(マリオ・ベリーニ)が、1969年に発表した「CHIARA(キアラ)」。アルミシートを筒状に巻いただけのシンプルでユニークなアイディアの照明です。約50年の時を経て、2020年にFLOS(フロス)より復刻を果たしました。
“電球がそのまま見えるようなランプは好きではない”というベリーニは、ランプが見えない構造かつ暗くなった時にどのような光の形が良いのかを考え、このデザインに至ったそうです。丸い筒状のベース部分でランプを覆い、下方から上へ向かった放たれる光が、帽子のようなシェードを通して、広く拡散されます。このシェードのデザインは、修道女のウィンプルとヴェールをモチーフにデザインされています。
こちらのテーブルランプは、チェストやサイドテーブル、ベッドサイドテーブルなどに置きやすいサイズ感。 明かりを灯していない時でも、アート作品のような佇まいがインテリアのアクセントになります。