どこから見ても美しい正方形のネストテーブル
デンマークのデザイナーPoul Kjærholm(ポール・ケアホルム)が1957に発表した「PK71」。3点のテーブルを入れ子式に格納できるネストテーブルです。 アクリルの天板とスチールバーで構成されたシンプルなデザイン。ケアホルムがはじめてすべてのフォルムを正方形で形成した作品で、上部、側面、どこから見ても美しい正方形になっています。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにも選定されており、デザイン史において重要な作品であることがわかります。
3点のテーブルはそれぞれ1.5cm高さが異なり、ぴったりと格納することができます。まとまった状態でも正方形の美しさが表現されており、細部にまでこだわりが感じられます。置き場所や組み合わせ方で空間にリズムを作ることができ、テーブルとして使っていない時もアート作品のようにインテリアのアクセントになります。