ミニマルなデザインと充実した機能を兼ね備えた テーブルランプの名作
イタリア人デザイナー Achille Castiglioni(アッキーレ・カスティリオーニ)が1972年に発表した「Lampadina(ランパディーナ)」。もともとは同年トリノにオープンしたFLOS(フロス)のストアのオープニングのために限定生産されたもので、後に量産化されました。“電球”を意味するその名前の通り、大きな電球と映画のフィルムを巻くためのリールをベースに採用した、ユニークなデザインが特徴です。
電球のソケットは、明かりをつけた際に眩しさを軽減させるために、部分的にフロスト加工が施されています。さらに、ベース部分には、余った電源コードを巻き取って収納することができます。2018年より光源がLEDになり、商品電力は2Wと省エネで使えるほか、白熱電球の温かみある光も再現しています。最小限の要素で充実した機能を備えた、テーブルランプの名作です。