父と息子の絆によって完成した、モーエンセン最後の作品
デンマークのデザイナー、Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)がデザインした「2334 Lounge Chair(ラウンジチェア)」。この作品は1971年から始めた家具シリーズのひとつとしてデザインされたものでしたが、モーエンセンはその翌年1972年にこの世を去り、完成させることができませんでした。しかし、息子であるPeter Mogensen(ピーター・モーエンセン)がその意志を受け継ぎ3年後の1975年に発表されました。
モーエンセンの生前最後の作品である「2333 Sofa(ソファ)」の1人掛け仕様になっており、水平、垂直のラインが美しいモーエンセンらしい作品といえます。