有機的なジオメトリが美しいシンプルな円錐形のテーブルランプ
建築家 Jakob Lange(ヤコブ・ランゲ)率いるBIG IDEAS(ビッグアイディアズ)がデザインした照明器具「KEGLEN(カイレン)」。デンマーク語で“円錐体”を意味するように、シンプルで美しい円錐型のシェードが特徴です。
カイレンが生まれたきっかけは、デンマークの建築会社Bjarke Ingels Group(ビャルケ・インゲルス・グループ/BIG)が設計したティルピッツ博物館で使用する照明の開発からでした。博物館用にデザインされた“ティルピッツ・ペンダント”を発展させ、様々な住空間やインテリアで使える「カイレン」シリーズとして発表されました。
シャープな円錐型のシェードの内側には、まるで水滴のように丸みを帯びた乳白色のディフューザーが取り付けられています。
テーブルランプは、ディフューザーにステムが差し込まれたような斬新なデザイン。ステム周辺のディフューザーは窪んでおり、まるで表面張力を示す液体のよう。シンプルでありながら細部にこだわりが見受けられます。
明かりを灯すと下方と上部の開口部分から光が放たれ、周囲を柔らかい明かりで包みます。
主張しすぎないデザインは、自宅で使用するのはもちろん、オフィスやホテル、レストランなどあらゆるシーンで活躍します。