コンパクトかつ使い勝手の良い、入れ子式のサイドテーブルセット
デンマークの家具デザイナー、Hans J. Wegner(ハンス J. ウェグナー)が1952年に発表した「CH004 NESTING TABLES(ネストテーブル)」。元々は「AT40」としてAndreas Tuck(アンドレアス・ツック)で製造されており、ヴィンテージ市場でも人気の高い作品でした。2023年に、Carl Hansen&Søn(カールハンセン&サン)より「CH004」として復刻しました。
“NEST”とは日本語で「入れ子」を意味します。その名前の通り、高さの異なる3つにテーブルを重ねて1つに収めることができます。まとめて連結させて使ったり、来客時にはソファに3つ並べてコーヒーテーブルにするなど、コンパクトで使い勝手の良いテーブルです。
ウェグナーが手掛けたネストテーブルは、過度な装飾のないシンプルなデザイン。しかし、丸みを帯びた先細りの脚や、わずかにカーブを描く前面と背面のストラットといったディテール部分にウェグナーらしさが伺えます。さらに、テーブル全体が調和のとれたものにするため、構成されるパーツの寸法が各テーブルのサイズに比例した寸法になっています。3つのテーブルが収まっている姿も美しく、使用しない時でも階段状に連結させてインテリアのアクセントとして楽しむこともできます。
こちらのネストテーブルは、FSC認証を獲得した木材を使用しています。 FSCとは適切に管理された森林を認証する国際的な認証制度のこと。認証された木材を使用することで森林の破壊や劣化を招くことなく、森の保全に貢献しています。