スチールパイプと麻ひもで構成された、究極にシンプルなラウンジチェア
デンマークのデザイナーPoul Kjærholm(ポール・ケアホルム)が1952年に発表した「PK4」。ケアホルムがデンマーク美術工芸学校を卒業して間もない頃にデザインしたラウンジチェアです。卒業制作としてデザインした「PK25」を彷彿とさせますが、より洗練されたデザインになっています。オリジナルはThorsen mobler社が製造していましたが、2023年にFRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)より復刻されました。
7本のスチールパイプを溶接して作られたフレームに、1本の麻ひもを巻き付けて背もたれと座面にしたシンプルな構成。スチールのフレームにひもを巻き付ける技法は、後に発表されるチェア「PK1」にも採用されています。軽やかでありながらもどこか彫刻的な美しさを感じさせる、ケアホルムらしい作品です。
麻ひもは温かみを感じるナチュラルとシックな印象のブラックから、フレームはサテン仕上げとブラックの粉体塗装仕上げからお選びいただけます。さらに、より快適に座っていただけるシートクッションが付いた仕様もございます。キャンバスとグレースレザーの2種類ありますので、好みでお選びください。