半世紀以上世界で愛され続ける、日本の名作スツール
1940年に創業した、日本を代表する家具メーカー「天童木工(てんどうもっこう)」。日本で初めて成形合板(プライウッド)の技術を取り入れたことでも有名で、柳宗理をはじめ様々なデザイナーとのコラボレーションを行うなど、80年以上たった現在でもデザイン家具のシーンを牽引し続けています。
こちらの「バタフライスツール」は、1956年に発表されたもので工業デザイナー 柳宗理(やなぎ そうり)がデザインしました。羽を広げた蝶のような美しいフォルムが特徴で、ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館など、世界の美術館でコレクションされているデザイン史の傑作です。同じかたちをした2枚の成形合板を2本のボルトと真鍮の金具でジョイントしたのみのシンプルな構造。最小限のパーツで美しい佇まいを実現している考え抜かれたデザインです。また、2枚の成形合板が互いに支えあう姿から、結婚のお祝い品として選ばれる方も多いそうです。
彫刻のような美しい佇まいは、座るだけでなくただ置いてあるだけでインテリアのアクセントになります。他にも本やトレイを置いてサイドテーブルとして使用したり、植物を置くベースや、玄関先の荷物置きなど、様々なシーンで活躍します。 目を引くデザインですが主張が強すぎないので、和の空間にも洋の空間にも馴染みます。
世界で愛される日本の名作スツールを是非体感してください。