彫刻的なデザインが魅力のプライウッドスツール
1940年に創業した、日本を代表する家具メーカー「天童木工(てんどうもっこう)」。日本で初めて成形合板(プライウッド)の技術を取り入れたことでも有名で、柳宗理をはじめ様々なデザイナーとのコラボレーションを行うなど、80年以上たった現在でもデザイン家具のシーンを牽引し続けています。
こちらの「マッシュルームスツール」は、山中康廣・曾原厚之助・山中阿美子 3名によるデザイングループ“ヤマナカグループ”がデザインしたもので、1961年から始まった天童木工家具デザインコンクールの第1回佳作受賞作品です。発表当時は技術的な問題で製品化が見送られていましたが、40年の時を経て、2003年より販売が開始されました。
同じかたちをした3枚の成形合板をねじるように組み合わせた独特なデザイン。座ることはもちろん、オブジェとしてただ置いておくだけでもインテリアのアクセントになります。また、座面がフラットになっているため、雑誌やトレイを置いてサイドテーブルとして使用したり、植物を置くベースにするなど、アイディア次第で様々な使い方ができます。
素材はチーク、ナラ(ナチュラル・アッシュグレー)、クスの4種類。それぞれ異なる表情を見せてくれるので、使用するシーンや好みでお選びください。