フィン・ユール 幻の時計が60年の月日を経て初の製品化
デンマークの家具デザインに多大なる影響を与えた建築家 Finn Juhl(フィン・ユール)がデザインした壁掛け時計「Finn Juhl Wall Clock」。こちらは、1950年〜52年に手掛けたニューヨークの国際連合本部ビルにある信託統治理事会会議場のために、チェアやランプ、カーテンなどと共にデザインされたものです。その空間構成の完成度が高く評価され、フィン・ユールの名は世界に知られることとなりました。しかし、ウォールクロックは製品化されることはなく、ニューヨークの国連でしか見ることのできない貴重な作品でした。約60年の月日を経て、2015年にARCHITECTMADE(アーキテクトメイド)がはじめて製品化を実現しました。
木製のケースにアルミニウムのドットのみで表現されたインデックスは、時計としての機能だけでなくオブジェのようにそこにあるだけで空間を引き締めてくれます。横から見ると、フィン・ユールらしい滑らかで優雅な曲線を描いていることに気づきます。見る角度によって違う表情楽しめる時計です。さらに、数字を指す針もケースに沿うように曲線を描いているなど、細部にもこだわりが見受けられます。
バリエーションは異なる素材を使った2種類。
「チーク」は、世界三大銘木のひとつと言われているチーク材の中でも上質なインドネシア産チークを使用。独特な風合いは2つとして同じものが存在せず、世界でひとつだけの風合いを楽しんでいただけます。バリエーションは、直径25cmと35cmの2種類。
「アッシュ ブラック」は、上質なアッシュ材に黒の塗装を施したもの。木目がはっきりしているので、シックでありながらも木の温かみを感じることができます。
ニューヨークの国連でしか見ることのできなかったフィン・ユールの名作を、是非ご自宅のインテリアとして楽しんでください。