シンプルながらエレガントな佇まいの折り畳み式のテーブル
デンマークの建築家 Mogens Lassen(モーエンス・ラッセン)が1922年にデザインした「Egyptian Table(エジプシャン テーブル)」。ツタンカーメンの古墳から発掘された折り畳み式のスタンドからインスピレーションを得て作られた円形のテーブルです。 1940年に開催されたコペンハーゲン家具職人ギルド展で発表されました。
大きな円形のテーブルにX字にクロスした脚を取り付けた、シンプルなデザイン。コーア・クリントが提唱した“リ・デザイン”の影響から、伝統的な家具の研究を行い、洗練されたクラシカルなデザインがラッセンの主流となっていました。このエジプシャンテーブルもその流れとひとつといえます。
ソファの横に置くサイドテーブルやラウンジチェアと組み合わせて使えるローテーブルとして使うのはもちろん、フラワーベースやオブジェ、アートピースを置くスタンドにも使えます。使用しないときは天板裏にある留め金を外すだけで簡単に折りたたみができ、省スペースで収納することが可能です。
脚部や留め金には真鍮を使用しており、デザインのアクセントにもなっています。使いやすく、どんな空間にも馴染むデザインでありながら、どこかエレガントな佇まい。ご自宅での使用はもちろん、ホテルやカフェ、商業施設などあらゆるシーンで活躍します。