“Vega”のためにデザインされたラウリッツェンの照明が復刻

デンマークの建築家 Vilhelm Lauritzen (ヴィルヘルム・ラウリッツェン)が設計を手掛けたコンサートホール“Vega（ベガ）”。1956年に「Folkets Huts（人民の家）」として竣工したもので、1996年にコンサートホールに改築され、現在もデンマーク市民に愛される施設となっています。
ラウリッツェンはこの“Vega”のために家具や壁面の装飾、照明にドアハンドル、コンセントまで手掛けています。今回ご紹介する照明「VL56」も、この施設のためにデザインされたもののひとつです。

振り子のような独特なデザインは、シンプルな佇まいでありながらどこか目を引きます。単体での使用はもちろん、複数灯使用してもすっきりとした印象を与えます。また、シェードの開口部には720個もの小さな穴が開けられており、デザインのアクセントになっているほか、明かりを灯すことで美しい光のパターンを作りだす役割も担っています。

バリエーションは「ブラス」と「クローム」の2種類あります。同色でまとめるのはもちろん、2色を組み合わせることで空間にリズムを作ることも。光沢のある上品な佇まいは、シックな空間をより上質に、温かみのある空間には程よくアクセントになってくれます。リビングやダイニング、ベッドルームなどはもちろん、ホテルやカフェ、商業施設などあらゆるシーンで使用いただけます。