“ルングステッドルンド”で使用された、シンプルかつ美しいテーブル
デンマークのデザイナー Ole Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)がデザインした「OW224 Rungstedlund Dining Table(ルングステッドルンド ダイニングテーブル)」。1700年代の英国家具からインスピレーションを得てデザインされた、細身のフォルムと曲線的なシルエットが特徴です。
シリーズ名になっている「ルングステッドルンド」とは、デンマークの作家 カレン・ブリクセンがかつて暮らしていたルングステッドのカントリーハウスの名前が由来となっています。1960年代にデンマークの文学を支援する組織“デニッシュ・アカデミー”の発起人となったブリクセンが、アカデミーの本部となったルングステッドルンドで使用するダイニングテーブルをヴァンシャーに依頼したことで誕生しました。
ブリクセンは、作家や俳優、物理学者など様々な文化人をアカデミーに招き、ヴァンシャーがデザインしたこのダイニングテーブルを囲んで数々のディナーパーティーを開催したのだそう。最高のおもてなしの場で長きに渡り使用された名作のひとつです。
天板には表情豊かな木目が特徴的なオーク材を使用。適切に管理された森林を認証する国際的な認証制度である“FSC認証”を取得した木材を使用しています。無垢材を使用した角型の脚部は、テーブルの内側の2面だけわずかに傾斜し、接地面にかけてわずかに丸みをつけられており、まるで床から少し浮いているかのような印象を与えます。一見するとシンプルに見えますが細部まで美しさのこだわったヴァンシャーらしさが垣間見れるテーブルです。
オプションで伸長板を取り付けることも可能です。伸長板はオーク材とMDFがありますので、お好みでお選びください。