ポール・マッコブのシンプルで軽やかなシェルフが復刻
アメリカ生まれのデザイナー Paul McCobb(ポール・マッコブ)が1952年に発表した「PLANNER SHELVING(プランナーシェルフ)」。こちらはマッコブが1950年代に“部屋のデザインを形作る(プランする)のに役立つ”ことから名づけられた「プランナーグループ」のひとつとしてデザインされたもので、オーク材の棚板とブラックのスチールフレームが特徴です。プランナーグループはテーブルやチェア、ドレッサー、キャビネットなど幅広いカテゴリでデザインされましたが、現在はヴィンテージ市場でしか見れないものがほとんどです。こちらのシェルフは2019年に復刻を果たしました。
直線的な細いスチールフレームは空間に圧迫感を与えず、軽やかな印象。棚板にはオーク材を使用し、自然体な木目を楽しめます。バリエーションは、4つ半のシェルフが特徴的な「MC500」と印象的なクロスブレースと3つ半のシェルフによる「MC510」、クロスブレースと4つ半のシェルフによる「MC520」の3種類。本棚として書籍や書類を収納したり、食器棚としてグラスやお皿をまとめたり、オブジェやアートピースを飾る棚にするなど、アイディア次第で様々な使い方ができます。自宅で使用するのはもちろん、ホテルやカフェ、オフィス、商業施設などシーンを選ばす使えます。
何も置いていない状態でもシンプルで美しいですが、ものを置くことで完成する製品だと思います。是非、自分だけの“見せる収納”を楽しんでください。