形から所作まで美しい、モーエンス・コッホのブックケース
デンマークの建築家でありデザイナーのMogens Koch(モーエンス・コッホ)がKaare Klint(コーア・クリント)のアシスタントとして働いていた時期である1928年に発表した「BOOKCASE SYSTEM(ブックケース システム)」。元々はコッホが自邸の書斎で使うためにデザインしたもので、1932年に製品化されました。当時には珍しいモジュールシステムを採用したブックケースで、扉や棚、引き出しといったパーツを組み合わせることができました。美しいデザインと機能性が人気を集め、コッホの代表作のひとつとなっています。
今回ご紹介するのは、ブックケースシステムの中のひとつで、扉付きで縦横に仕切りのついた「MK73」。丁寧に作られた美しい扉のデザインが、ただ空間にあるだけで目を引きます。扉はブックケースの内側に入り込む形で取り付けられているので、閉じると前面が出っ張らずフラットな状態に。扉の開閉には付属の鍵を使います。“本を取る”という行為ひとつ取っても、上品さのあるブックケースです。取り付けられた棚板は、フレームと同じ7mmで作られており、従来のブックケースと一線を画す繊細さと美しさがあります。
こちらのブックケースは、「壁付け」仕様と「直置き」仕様の2つが選べます。宙に浮かして空間に余白を作ったり、直置きで重厚感のあるインテリアを演出するなど、思い描いた空間に合う仕様をお選びください。
「壁付け」仕様の取り付けに関しまして
「壁付け」仕様をご希望の場合は、必ず下地のある壁に取り付けてご使用ください。
【商品の重量:21.5kg】
木製家具に関しまして
こちらの家具は、天然木材を使用しておりますので、木目に個体差がございます。
掲載写真と実物の木目について異なる場合がございますが、木目による返品交換は出来かねますので ご購入時にご理解いただけますようお願い申し上げます。