アート作品のように美しい、ヨーン・ウッツォンのスツール
世界遺産にも登録されたシドニーのランドマーク「オペラハウス」の設計者として知られる建築家、Jorn Utzon(ヨーン・ウッツォン)が手掛けた「Utzon Stool(ウッツォン スツール)」。オペラハウスと同時期にデザインされたもので、7つの滑らかな球体で構成される座面が目を引きます。当時は製品化されることはありませんでしたが、70年以上の月日を経て初の製品化を実現。数少ないウッツォンの家具で、唯一現行品として手に入れることのできる作品となりました。
彫刻作品を思わせる美しい座面は、幼いウッツォンが港でよく目にした「フェンダー」と呼ばれる船舶と岸壁とのあいだに使用するクッション材がモチーフになっているのだそう。座面と脚のフレームを繋ぐパーツに使用した無垢の真鍮がデザインのアクセントになっています。ただ見た目が美しいというだけでなく、実際に座ってみると驚くほどに快適。
リビングやダイニングで使用するのはもちろん、オブジェのようにそこにあるだけでアート作品として楽しめます。有機的で美しいヨーン・ウッツォンの作品を、是非ご自宅で楽しんでください。