フレシキブルな動きを可能にした、無駄のないテーブルランプ
工業デザイナーの先駆者であるJ.M. Massana(J.M. マッサナ)とJ.M. Tremoleda(J.M. トレモレダ)、そして同じくデザイナーのMariano Ferrer(マリアーノ・フェレール)によってデザインされたテーブルランプ「GIRA(ジラ)」。1978年に発表された当初はマッサナとトレモレダによって設立された家具ブランド「Mobles 114(モブレス 114)」で製作されていましたが、現在はSanta&Cole(サンタ&コール)が復刻し、その意思を受け継いでいます。
スペイン語で“動き”を意味するこちらのランプは、名前の通りフレシキブルな動きを可能にした構造が特徴です。アームはベース根元より360度回転することが可能。さらに、シェードは電球に引っ掛けて取り付ける仕様で、球体のフォルムを生かして360度自由に傾きを変えることができます。どこに置いても片手で欲しい場所に光を当てることのできる、ありそうでなかったデザインです。
照明としての機能だけでなく、無駄のないフォルムも魅力です。四角のベース、まっすぐ伸びたアーム、そして円錐形のシェード。至ってシンプルなジラは、リビングやベッドサイドにデスク、ホテルのロビーやオフィスなどあらゆるシーンに馴染みます。